以前から上の左奥歯が気になっていました。
そりゃもう、数年とは言いません。
以前、虫歯を治療してもらったのは何年前だったでしょうか。
その時から気になっていましたが、気の弱い私は先生に言う事ができませんでした。
そして今日、奥歯の内側を舌で触っているとやはり気になる部分があります。
被せる物と歯が綺麗に融合していない段差です。
1/10mmと言うようなほんの僅かの段差なのでしょう。
しかし、口の中と言う物は気になるものです。
ついに爪でガリッとやってしまいました。
(;゚∀゚) アッ!!
あっけなく、被せ物が取れてしまったのです。
今までは何ともなかったのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
しかし、そんな事を言っても何も始まりません。
すぐに近くの歯科へ行くことにしました。
そうしないと今日の夕飯も楽しみが半減するでしょう。
そればかりでなく、徐々に虫歯が元気になり、
取り返しの付かない状態にならないとも限りません。
本当は歯科へは行きたくないのですが、背に腹はかえられません。
何故、行きたくないのか気になりますか?
しかし、そういった事を人に聞くものではありませんし、
世の中にはもっと大事なことがあるはずです。
そっちに興味を示していきましょう。
徒歩5分。
老舗の歯科へ着きました。
小学生の頃でしたでしょうか。
親に連れられてここへ来ました。
しかし、私はマンドラゴラのように泣き叫び、治療になりませんでした。
マンドラゴラはご存知でしょうか?
ハリー・ポッター、この植物の植え替え授業がありましたね。
この叫び声を聞いたら死んでしまうと言う奴です。
(拾い物)
その治療(やってませんが)の後、親が激怒し、
家に帰ったら可愛いホッペをペンチで挟んでお仕置きをされたわけです。
そりゃ、歯医者が好きになるわけがありませんよ。
さて、この歯科、父と弟が常連で、母も時々かかっているというもの。
私は小学校以来、初めての来院です。
しばらくすると呼ばれ、診察台に寝ました。
問診表の「歯科で嫌な事があったか?」に丸を付けた私は
全身にかなり力が入っていたようです。
先生が来られ、被せ物を見せると
「あ~、こりゃただ嵌めればええんよ。簡単簡単。治療する事はない。」
と「来る必要はなかったのに」的な意外なお答え。
でも・・・・・指で外れるくらいなのに、何もしなかったら飲み込んじゃいますよ、先生。
と、心の中でつぶやいていると
「ちょっと削るよ~」
と軽く言われました。
やっぱり削るんじゃん!! (;◔ิд◔ิ)
古いセメントを削って、新しいセメントでくっ付き易くするらしい治療のようですが・・・・・
ガガガガガガガガガガガガガガガ・・・・・ウィ~~~~~ン・・・ジャリジャリッ
気が付いたら、私の手はエガちゃんみたいな指を突っ張らしたような力の入れようで、
肘置きから段々と浮かんでいきました。
それが自分でもおかしくて、ガガガガガガとやる度にクックックッと笑ってしまいました。
治療が終わりかけた時、あの歯の事を思い出しました。
痛みはほぼ、なくなってきて以前ほどのぐら付きはないのですが、餅は餅屋。
歯の事は歯科医に聞かなきゃね。
私「先生、歯がぐらつくんですが」
先生「どれどれ・・・・・あ~~、こりゃ大丈夫。これくらいのぐら付きは無いのと一緒」
か・・・・・軽いな~・・・・・
先生「あ、でも・・・・・・」
私「(;ಠิ♊ฺಠิ)えっ…!? まだ何か?」
先生「この歯は長すぎるんだな~。よしっ!」
ウィ~~~~~~~~~~~~~ン
数ミリ、削られたようです。
当然、私の手はエガちゃんになりました。
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