25日(日)、岩国小学校向かいの 岩国図書館にて、
山口県鍼灸師会主催の後期学術研修会が行われました。
午前の1時限目、私が「私の考える古典治療」を講義しました。
参加者のほとんどは私がやっているような古典治療をされていない方ですので、
主催者側から「古典に興味を持ってもらえる内容を」と言う依頼を受けていました。
30人の前で1時間しゃべるのは緊張&緊張&緊張!
噛み砕いた内容を心がけて話しましたが・・・少しは敷居の高さが低くなったのではないかと。
私の講演が終わり、次の方の講演が終わったのですがお昼までに少し時間ができてしまいました。
司会者が質問を募った時、参加者から「中本の実技が見たい」と。
ひょえ~~っ! 何を言い出すのかっ!と思ったのですが断ることもできず実技をすることに。
「いつも何かを頭にかぶっているようだ」「肩こりがきつい」という方がモデル患者に。
いつものように治療・・・と言うわけにはいきません。
大勢の見ている前で説明しながらの治療。
しかも効果を出さなければ・・・数人の先生方に変化を確認してもらいながら治療していきます。
結果的にはまあまあの変化を出すことができました。 ホッとしました。
午後は
日本内径医学会会長の宮川浩也先生に「シンプルな鍼灸学」を講演していただきました。
この先生も古典治療をされるのですが、
私がしている学術よりもっと古い学術だそうでとても興味深く話を聞くことができました。
話好きの先生のようで、2時間の予定が3時間半。
予定になかった実技までやってくださり、本当に中身の濃い内容となりました。
3時間半は長丁場ですが、それを全く感じさせない面白さでした。
夕方から白為旅館で宮川先生を迎えた懇親会&新年会をしました。
眺めも料理も気に入っていただけたようです。
以前から錦帯橋を見たいというご希望があったそうで、とても喜んでいただけたようです。
お酒を舐めながら古典治療の話に花が咲き、とても楽しい時間を過ごすことができました。
宮川先生、本当にありがとうございました。
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