昨日の研修会での出来事です。
午前中は講義、午後から実技です。
このように会議机を移動させて治療台とし、お互いの学術を磨いていきます。
話はガラッと変わり、腕時計の話しです。
BULOVAのアンティークです。
何年製だったかな~・・・・・今、家に置いてきたので判りません。f(^_^;)
BULOVAとはアメリカの時計メーカーで、2008年にシチズンへ買収されたそうです。
シチズンはご存知、日本のとても有名な時計メーカーですね。
私、20代前半にアンティーク時計に出会い、
以来、大阪に住んでいた頃はアメリカ村や時計店巡りをして歩きました。
しかし、何と言っても時計ですから安くありません。
ほとんどは「見る」専門でしたが、それでもお手ごろな物を数本、手に入れました。
その中の一つです。
因みにベルトはこの元旦に変えました。
判りにくいですが、濃いエンジ色です。
この時計は機械式時計で自動巻き。
クォーツ時計は面白味がないような気がして、手のかかる機械式にこだわりました。
風防に傷がなく、くたびれた金メッキ、味のある文字盤、数字、全て気に入りました。
安さも手伝って、すぐに手に入れたのです。
もう十数年前になりますか。
一時、携帯を持つようになったために時計から離れてしまいましたが、
この年になると携帯を遠ざけて時計をしておくのも良いかな、
と思って再び日の目をみたわけです。
さて、再び研修会の話しに戻りましょう。
実技をするために机を移動させていました。
その際、机の上に置いていた私の腕時計が床に落ちてしまいました。
これは誰のせいでもありません。
私の完全な不注意によって起こった事です。
まあ、普通の時計が落ちたのでしたら私はあまり何とも思いません。
しかし、私が落としたのはアンティーク。
とても嫌な予感がしました。
(;ಠิ♊ฺಠิ)えっ…!
白い矢印のところの7時から8時の部分、亀裂があるのがお判りでしょうか。
そうなんです。
風防が割れてしまいました。(ノ>_<)ノ
最近の時計は硬いガラスの風防ですし、
高価な時計になるとサファイアガラスなどでちょっとやそっとで割れることはないでしょう。
しかし、この頃のアンティーク時計の風防はプラスチックが多いのです。
これにはいくつか理由がありまして・・・・・・・・
・割れた時に時計を傷付けにくい(破片が機械に入りにくい)
・技術的な問題(時代でしょう)
現代人には、ちょっとしたくもり・擦り傷などで良い色合いになり、
アンティーク時計の雰囲気にも良く合うということで人気があるようです。
私もこの柔らかな曲線が好きでした。
しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
形あるもの、全て壊れる。
そんな事は判っていますが、この不注意がなければ・・・・・・・・・・・・・・。
修理ができないことはないのですが、
普通の時計店ではなくアンティークを扱っているところでないと断られます。
勿論、この岩国にはないでしょう。
広島か大阪、それでなければ送るしかないようです。
オーバーホール(分解掃除)も全くしてないし、いつか併せてやらないとな~。
人間も機械もメンテナンスが必要です。
奥様に掛け合ってみるか。
今年は厄年。
そう思えば身の回りで色々なことが起こっています。
もっと落ち着いて行動しないと。
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