1800kmの旅 その5

富士登山にとてもテンションの高かったH先生ですが、

九合目辺りから様子が変わっていました。

 

登頂してテンションも最高潮になるのかと思いきや・・・・・。

 

風が強かったせいもあり、

お汁粉を食べてすぐ下山を申し出ると難なくオッケー。

疲れきっているご様子です。

 

 

私よりは5歳以上も若いH先生。

しかし、15kgのリュックはきつかったようです。

 

 

11時ごろ下山を開始しました。

 

登りと降り、どちらがきついと思われるでしょうか?

普通は登りですよね~。

しかし、もう、登りで体力を使い切っている者にとっては、降りは地獄です。

しかも富士山の場合は特にそうです。

 

いつ終わるか判らない降り道。

 

 

そういった状態の時に救いとなるのがやはり絶景でしょう。

 

CIMG7589

 

まだ、かなり残雪がありました。

 

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これがこの瞬間、ずり落ちてきたら、

確実に私はこのブログを書けなかったでしょう。f(^_^;)

 

 

 

お昼過ぎ、日差しがきつくなってきました。

 

CIMG7594

 

時々、雲が襲ってきてはスカッと晴れ、普通では味わえない感覚でした。

 

CIMG7595

 

植物も生えてきて、かなり降りた事を物語っています。

多分、これは七~六合目付近だと思いますが、これから下がかなりきついです。

 

高さが同じ100mでも頂上に近付くほど距離は短く勾配が急になり、

下に行くほど勾配は緩やかだけど距離が長くなります。

 

しかも同じような景色が続き、

「もう、ゴールは近い」

と思わせながらも永遠と道が続きます。

これはかなり精神的に堪えるのです。

 

 

2人とも口数が少なく、スピードも遅くなってきました。

 

 

 

それでもいつかは終わりが来るものです。

今回も終わりがついにやってきました。

 

 

五合目では売店のオヤジさんが出迎えてくれ、キノコ茶を勧めてくれました。

これがまた、少し塩分が効いて美味しい。(o^-')b

 

 

しかし、「こちとら、もっと水分を欲しとるんじゃいっ!!」って事で、

スポーツドリンクを購入し一気飲みしてしまいました。f(^_^;)

 

 

さ、下山したらひとっ風呂浴びるぜ。

 

五合目から駐車場までの帰りのバスの中、2人とも記憶が無いようです。f(^_^;)

 

 

 

 

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