前回のブログから半月以上も経ってしまいました。
いつも手が遅くて申し訳ありません。
え~・・・何から書きましょうか。
まず、前回のおさらいを。
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不妊にお悩みの女性の多くは、「旦那は不妊治療に前向きでない」と不満を持たれております。
「その認識は少し違いますよ」と書きました。
「旦那さまは本心からお子さんを望んでいる」
「温度差はわざとつけている場合がある」
「何をしたらいいのか分からない」
ただ、それだけなのです。
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と、ここまでが前回の内容でした。
「じゃぁ、どうすんのよっ!」ってことですが・・・・・
少々ダブりますが、
旦那さまは奥さまと同じくお子さんを心からお望みですが、表現方法が違うだけなのです。
しかし、多くの奥さまは「私と同じように行動してくれない」と怒っておられるのです。
きつい書き方をさせていただきますと、
「私と同じ行動か、それ以上の行動でないと納得いかない」
と言っておられるのと同じなのです。
「そんなことない」と思われる方も多いかと思いますが、おおむね、そういうことです。
そして、はっきり言って無理な願いなのです。
しかもこの考え方、不妊治療にとっては本当に大敵なのです。
「私は正しく、旦那は間違っている」と言って夫婦仲を悪くし、それがご自身の体にも悪影響を及ぼしています。
まるで、自分の子供以外に害を与えている鬼子母神のようです。
鬼子母神はお釈迦さまによって諭され、子供と安産の守り神になったようですが、
一般の女性には中々ハードルの高い変化です。
数ヶ月前に来られた患者さんの話をします。
20代の女性ですが不妊治療に来られました。
お身体を拝見し、胃腸の疲れ以外にそんなに悪いところは無いように診えました。
ただ、体温が低いとのことでしたが・・・・・。
その方は、とにかくお子さんをお望みで、その気持ち・悩みが強すぎて気分を悪くされたり、
旦那さまや周囲の人たちにも当たっておられたようです。
私は心の問題が大きいと思い、治療しながら心もほぐしていくことに力を注ぎました。
かなり気持ちが和らいだと思っていると、ご懐妊されたようです。
「全て気持ち次第だ」という気は全くありませんが、心と身体はかなり関係深いと思っています。
先に挙げた例を「妊娠できたのは若いからじゃないの?」と思わないでください。
私が言いたいのは「若くても、心の持ちようによって妊娠しにくくなる」ということなのです。
ますます「じゃぁ、どうしたらいいのよっ!!」って声が聞こえてきそうですが・・・・・。
まず、考え方を変えましょう。
これはまた、後日ということで。(怒らないでくださいね)m(__)m
最後に、ご懐妊された方の後日談ですが、奥さまが喜び勇んで旦那さまにご懐妊を伝えると
「ふ~ん。良かったね。」
と言われたとか。
そこでまた「ど~してもっと喜んでくれないのよ!」とご立腹だったそうですが・・・・・。
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