間違った宣伝

先日、往診に行ってきました。

大竹ですから岩国から車で30分弱と言ったところでしょう。

 

 

患者さんは80歳の女性。

団地にお住まいで移動手段が無く、病院にも行けないようです。

 

因みにはり治療を受けるのは初めてのようで、

当院の痛みが無い治療を受けても驚きもされないので拍子抜けです。f(^_^;)

 

 

さてさて、このお方、

とてもありがたい事に「はりで調子が良い」とご近所さんに宣伝をしてくれるのですが、

同時に間違った情報を強調されている事が判明しました。

 

 

 

患者さん「うち、はり治療に来てもらってるんよ。調子が良いけどあんたもどう?」

ご近所さん「はり?痛くないの?」

患者さん「痛くないで~。うちの体、いっぱい、はりが入っとる」

 

 

 

私「(;ಠิ♊ฺಠิ)えっ…! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、あの~~」

患者さん「え?どしたの?」

私「全然、はり、入ってませんから」

患者さん「えっ?入ってないの?」

私「ええ。一本も入ってません。 と言うより、今まで刺した事ありませんから」

患者さん「えっ?刺さんはりがあるの? んじゃ、どうするの?」

私「皮膚に当てるだけです」

患者さん「えっ?それでええの? へぇ~~」

 

 

 

身体にはりがいっぱい入ってるって聞いた人が

「私も受ける~」

って思うわけないです。f(^_^;)

 

 

 

今度、行く時にはチラシを持っていかなきゃ。

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