本日はお灸の仕方についてです。
当院では、患者さんによってご家庭でのお灸をお勧めしております。
この時期、多くの女性はもちろんのこと、男性も冷え症で悩んでいる方が多く見受けられます。
そんな時、効果的な一つの方法としてお灸があります。
今回は冷え性にとても効果のある「三陰交」と言うツボの取り方、
お灸の仕方について説明します。
まず、内くるぶしを確認し、マジックで印を付けます。
その印にご自分の手の小指を置き、指4本分の場所に印を付けます。
足を真横から見ると、大体、すね側とふくらはぎ、つまり前後の中間点になります。
それが三陰交と言うツボです。
そこに市販の台座が付いた火傷しにくいお灸に火を点け、すえます。
肌に当たる部分がシールになっているので、落ちる危険は少ないですよ。
数は1~2個、朝晩のリラックスしている時に行ってください。
熱を感じなくても多くしないでください。
また、熱かったらすぐ取り除き、水を入れた容器に入れて火を消してください。
くれぐれも火事にはお気を付けください。
で、「これが三陰交です」と書きましたが、どうせするならもっと効果的にしましょう。
その周辺の皮膚を軽~~~~~~~~く撫でてみてください。
ほんの少しだけフニャッとしている場所があります。
それは鍼灸師業界では生きたツボと言われるものです。
そこにお灸をすると、さらに効果的です。
下の写真をご覧になると、上の印より少しずれているのが判ると思います。
ツボの場所は人によっても違いますし、
同じ人であっても毎日、その時によって場所が変化します。
練習すれば誰でも探せるようになりますよ。
せんねん灸のサイトではこの他にも色々なツボを紹介していますので参考にしてください。
判らない場合は説明しますので、お気軽にどうぞ。
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