先週末より急に寒くなってきましたが、12月に入ったので当り前ですね。
ただ、徐々に寒くなるならまだしも、急に冷え込むのだけは勘弁して欲しいものです。
この時期・・・だけじゃないのですが、やはり”冷え症”の方は多く来院されます。
そして、漏れなく”のぼせ”がセットで現れています。
冷え症は誰でも想像が付くと思いますが手足が冷える現象で、酷い人はお腹や足腰、全身が冷える方もおられます。
一方、のぼせはどのような症状かと言いますと、顔や頭がボーっと熱くなるのが一般的です。
その他には頭痛、口の渇き、耳がかゆい、ドライアイ、鼻づまり、肩こり・・・と肩から上に熱が上って起こる症状があります。
暖房が効いた部屋で他の人は平気なのに、頭や上半身にしっとりと汗をかくという人もおられます。
これらは全て”のぼせ”と言える症状です。
決して代謝が良いのではありません。
東洋医学的に説明しますと・・・
下腹の力が落ちた時、暖かい力を下に引き下げる力が落ちるため、上に熱が上って下りてこなくなるのです。
よって、下(手足など)が冷えます。
鍼灸ではどのように対処するのか?
簡単に説明しますと、上にある熱を下に下ろす事と、下腹の力を付ける事をやっていきます。
そうする事により、手足は温かく、上半身はスッキリしてきます。
靴下や、湯たんぽなども悪くはありませんが、身体の不調を整えた方が、健康的な生活が送りやすくなります。
お試しあれ。
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