2019.09.30
ここ最近、色々とバタバタしておりましてブログの更新が出来ておりません。
大変失礼しております。
と、言い訳から始まってしまいましたが、
夏期研報告(1)の続きをします。
パネルディスカッションを終え、いよいよ実技に移ります。
この実技が
本会の目玉です。
1.実技基礎編
これまで私が所属している
大阪漢方鍼医会が研究してきたこと、また各団体が研究してきたことをお互いに出し合い、明日の臨床に役立つようなやり取りをする場所です。

1班6~8人に分かれ、テーマに沿った内容で研修します。
今回は「難経脈論に則った季節と漢方はり治療及び陰陽調和の手法」と言うことで、季節(8月は秋)が身体に及ぼした影響を見付け、それを処理する手法を行います。大阪漢方はここ数年、季節の治療を研究してきました。
季節によって脈、肌の質、声の状態など身体は変化し、それを捉えていきます。
しかし参加者の中には全く内容を知らない方もおられ、その方々にはしっかり説明し、理解してもらい、実際にできるようになってもらいました。
そうしないと、高い料金を払って参加されたのに、何も収穫がなければ全くの無駄になってしまいます。
日頃喋らない私ですが、周りの音の大きさも手伝い、大きな声で説明し続けていたような気がします。
これで1日目が終了しました。