2020.09.01
【9月の過ごし方】
少しずつ朝晩が涼しくなり、22日は秋分で秋のピークを迎えます。
とは言え、まだ日中は暑く、汗が滝のように出ている方も多いかもしれません。
この汗、身体を冷やすために出ているのです。
暑い気温で身体が熱くなり、汗を出すと同時に体温を下げています。
ですから適度な水分補給が必要となります。
ここまではお分かりでしょうか。
しかし、外で作業をして汗をかき、暑いからと言って冷房の効いた部屋に飛び込み、冷たい水分をとったらどうなるでしょうか。
最高ですよね。
しかし、体表を冷やされることによって汗は止まり、熱が身体の中に閉じ込められます。
つまり、体内と体外の温度差が強くなり、下半身は寒いけど上半身は火照る、というような真逆の症状が出やすくなります。
これがきつくなると熱中症と呼ばれるものになるのでしょうね。
これと逆の状態が、冬のヒートショックということになるでしょうか。
まだ、この時期は少し汗ばむくらいの状態が良く、クーラーを利かすにしても外気と温度差を少なくすることが大切だと感じます。