2021.06.17
さてさて、ここ岩国でもワクチン接種が始まり、1回目を受けた方がチラホラと来院されるようになりました。
主に接種券をお持ちのご年配の方が受けられています。
受けられた方から感想をお聞きすると、接種当日や次の日に副反応として腕が挙げられないほど痛んだそうです。
そして、その後は全く何も無かったようです。
2回目を受けられた方は医療関係者以外、ほぼ来院されていません。
この副反応、若者ほど出易いそうですね(
首相官邸HPにも書かれています)。
2回受けられた20代の医療関係者は高熱が出たそうです。
何故なんでしょうね。
では、副反応を東洋医学的に考えてみましょう。
ワクチンは、
ウイルスの一部(コロナワクチンは情報の一部)を身体の中に入れて免疫を作る方法です。
体内に邪気(ワクチン)が侵入した場合、身体にある正気(免疫力)が敵と戦います。
これを
邪正抗争と言います。
争いが起こりますから、熱が発生して腫れや痛みなどを引き起こします。
この反応が東洋医学で言う副反応です。
では、なぜ「年齢によって副反応の出方が違うのか?」です。
身体にある正気(免疫力)は若者ほど多く存在しています。
体内に邪気(ワクチン)が侵入すれば、正気(免疫力)は激しく抵抗します。
つまり高熱や激しい痛みが出ます。
逆にご年配の方は正気(免疫力)が少ないので激しい抵抗ができません。
つまり副反応は少なくなります。
勿論、全ての人がこうなるわけではありません。
正気(免疫力)が十分にいるご年配の方であれば激しい副反応を起こす可能性があります。
正気(免疫力)があるほど副反応が起こりやすい。
・・・喜ぶべきか、悲しむべきか、悩ましいところですね。
しかし、
コロナにかかりにくくなるという安心感は気持ちの中で大きな存在ですね。