「人体解剖学実習」のススメ

今回の内容は一般の方にはご興味が無いかもしれません。

医師&医学生以外の医療従事者(例えば鍼灸師や柔道整復師、按摩・マッサージ・指圧師、カイロプラクターなど)

に向けての内容になります。

 

しかし、それ以外の業種の皆様にも医療業界の端っこの状況を理解しやすいように

説明していきたいと思います。

 

現在の日本で、みっちりと高度な解剖実習を行おうと思えば、医学生になるしかありません。

私は鍼灸専門学校にいましたが、授業の一環で2回くらい解剖をしました。

しかしそんなもので人体構造が解るわけがありません。

鍼灸大学に行けば、もう少しましな解剖実習があったでしょうが、

それでも医学生のようなわけにはいきません。

 

私はカイロプラクティックの専門学校にも行きました。

こちらは希望者のみ、海外で一週間の解剖を行えるツアーがありましたが、

何も解らない者の前にご遺体を置かれて「さあ、お好きにどうぞ」と言われても「どうすれば?」

という状態だったのを覚えています。

 

つまり医師&医学生以外の医療従事者は、

「解剖の知識は知っていても実際に十分触って得た知識ではない」と言う事が言えます。

 

そして重要な事は「望んでも解剖をする機会・場所が無い」と言うことです。

私が「解剖させて欲しい」と医大に行っても門前払いを食らうでしょう。

当り前です。

 

しかし、それを可能にしてくれる会社があります。

合同会社T'sCreate

 

プライベートレッスンに近い状態で、講師が知りたい事を教えてくれます。

しかも解剖のテクニックも教えてくれるので、理解力は紙面上の知識に止まりません。

インドネシア大学公認のプログラムで、終了時には大学公認の修了証が渡されます。

 

今まで日本になかった解剖実習で、何とも贅沢な内容となっています。

 

しかもこの会社、山口県の宇部にあるのです。

 

「開業したけど、もっと人体を理解したい」という治療家の皆様、

一度、問い合わせてみてはいかがでしょうか。

冷え&のぼせ、肩こり、頭痛など

実はこれら、お一人の身体にセットで発生しやすい症状です。

お心当たりの方も多いと思います。

 

「のぼせ」はホットフラッシュとも呼ばれ更年期の女性に多いとされていますが、

男性にも多く現れます。

 

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多くの方は、真冬の寒い時期でも汗をかきやすく、特に風呂上がりなどダラダラと汗が出る事が多いです。

そして多くの方はその症状を「代謝が良い」と勘違いをされています。

何事も、度が過ぎれば異常なのです。

 

冷えのぼせの原因は、血管の収縮や拡張をコントロールしている自律神経の乱れが原因とされています。

治療では自律神経を安定させるお薬やホルモン療法、漢方薬などがあります。

またストレスを回避したり心理療法で対処する場合もあります。

 

では、鍼灸ではどう考えていくのでしょうか。

 

多くの冷え&のぼせは同じ原因で起こると考えます。

例えば

水の巡りが悪い → 足のむくみ → 足の冷え で、下半身が冷えてきます。

それを何とかしようと身体が反応し

心肺機能の興奮 → 上半身のほてり&のぼせ で、冬でも汗をかく事が多くなります。

汗が出る → 体温低下 → 血や水の巡りが悪い → 下半身の冷え

この悪循環です。

 

また、頭に熱が上れば頭痛やドライアイ、下半身が冷えるとひん尿や腰痛などが出現します。

 

鍼灸治療では、この上下のアンバランスを整えていきます。

つまり、頭の症状と下半身の症状が同時に改善していくことが多いです。

 

お悩みの方は是非、ご相談ください。

男性不妊 ~旦那様方へ~

最近、やっと男性の不妊症が認知され始めてきました。

 

今までは不妊症=女性といった認識の方が多くおられましたが、

少しづつですが男性にも原因があると言う事が当り前になりつつあります。

現在では不妊の原因の半分は男性にあると言われています。

 

当院には多くのお子様を望まれている女性が来院されますが、

その多くは夫婦で病院に行き「原因不明」と言われ、

奥様だけが来院されるという何ともへんてこな状態になっています。

 

そうです。 「夫婦ともに異常が無いと言われたのに「奥様だけが来院」されているのです。

ちょっと変ですよね。

しかし、ほとんどのご家庭がこの状況です。

 

男性生殖器1

さて、男性不妊とはどういった状態なのでしょうか?

 

乏精子症、無精子症、精子無力症、勃起障害(ED)といった病名が有名です。

精子が作れない・射精することができないといった器質的なものから精神的なものまで様々です。

これに加え、異常なし・原因不明とされるものまであります。

 

なかなかお子様を授からないとお悩みの方、まずは病院で検査されるのをお勧めします。

原因が判らないままお子様を望まれても時間の無駄になりかねません。

ましてや器質的な障害があればなおさらです。

 

芸能人のダイヤモンド☆ユカイさんが閉塞性無精子症(精子の通り道が閉塞)だったのは有名な話です。

自覚が全くなくても(射精ができていても)精子が全くいないという事はあるのです。

せめて一度は検査をされてみてはいかがでしょうか。

 

そして、病院で「お二人とも異常なし」または「原因不明」と言われたら、

東洋医学もお試しください。

力になれるかもしれません。

 

お子様を望まれているのは奥様だけではないはずです。

「俺は大丈夫」「病院に行くのが恥ずかしい」「行く時間が無い」「子供だけが全てか?」

そんなことを言ってる場合じゃないですよ。

 

目標が同じなら、こだわる場所を見直しましょう。