多少は健康に関する事を書くぞ!キャンペーンと言う事で・・・・・・・・・・・・f(^_^;)
実際に肩こりで悩んでおられる方は多いでしょうが、「肩こり」って何なんでしょう。
読んで字の如く「肩がこる事」です。・・・・・当たり前かf(^_^;)
「こり(凝り)」を私の持っている国語辞典で引いてみますと
「①固まること ②筋肉がかたくなっていたむこと」と書かれていますし、
実際に筋肉が硬い事が多くあります。
しかし、肩こりは硬いものだけじゃないのです。
肩こりで医療機関に行かれると、
・血行不良
・老廃物質(乳酸)が溜まる
・酸素不足
・骨のズレ
・高血圧
・姿勢の悪さ
・ストレス
などと言った説明がされるかと思います。
どれも間違いではありませんが、他にも原因はあります。
一般的な肩こりを触りますと、筋肉がかなり張った状態が多く診られます。
中にはカチカチで押しても凹まない物もあります。
「カチカチでしょ~ ははははは」
と、自慢混じりの方もおられます。
その逆に、
治療家「かなり凝っていますよ。カチカチですね~」
患者「肩こり?全くありません」
と言う方もおられます。
ま、私はあまりそんな事を言いませんが・・・・・
何故なら、
肩こりと言う物は良い悪いは別として、その人が感じるか感じないかなのです。
私は、自覚症状の有無に関わらず、状態の改善をしなければなりません。
そうする事が身体全体を良くする事につながるのです。
逆に自覚症状の無い方に、肩が凝っている事を無理矢理認識させる事もありません。
「肩こりは硬いものだけじゃない」と先ほど書きましたが、
肩こりには柔らかい物もあるのです。
(;ಠิ♊ฺಠิ)えっ…!? と思われた方も多いのではないでしょうか。
今から約20年前、私は大阪のとある整骨院に勤務していました。
当時、そこにボクシングの世界チャンピオンが治療に来ており、
何回かその方の身体をほぐした事があります。
症状は全身の疲労で、当然、肩こりもきついのだとか。
しかし、触ってみると肩の筋肉はグニャグニャで「どこに凝りがあるの?」
と言う状態でした。
「良い筋肉とは柔らかい筋肉だ」とは言え、本当に赤ちゃんのような柔らかさでした。
「これがプロボクサーの筋肉か~」と感心した物ですが・・・・・。
しかも、思いっきり押しても「もっと強くお願い」って言われ、
指が痛くなるまで押した経験があります。
それでも全く物足りないと言う感じでしたが・・・・・f(^_^;)
プロボクサー、
しかも世界チャンピオンですからメンテナンスは専属の専門家(そこの院長)もおり、
その頃は何故、そういった状態が続いているのかさっぱり判りませんでした。
しかし、今、思えば答えは簡単です。
プロボクサーは身体や体調の維持が独特です。
減量があったり、激しい運動があったりで筋肉の疲労は想像を絶するでしょう。
その激しい運動で血(エネルギー)を消耗し、滞る物もないのです。
と同時に、回復力も無い。
よって常に疲労感がある、と言う事なのでしょう。
ですから、いくら揉んでも疲労が取れるはずが無いのです。
まあ、当たり前と言えば当たり前ですね。
断っておきますが、筋肉は柔らかい方が良いですよ。
勿論、適度な柔らかさと言う意味です。
硬過ぎても柔らか過ぎてもダメなのです。
そうしないとスポーツ選手は怪我をし易いですし、
一般人は肩こりや腰痛が出現する事が多くなります。
また、今回はプロボクサーと言う極端な例を出しましたが、
一般人でも柔らか過ぎて肩こりを訴える人はおられます。
その方も基本的には血不足があることが多いです。
でも、多くの治療家は、肩こりを訴えた患者さんの肩が柔らかくても
「あ~、カチカチで凝っていますね~」
と患者さんに合わせることが多いかと思います。
私は
「柔らかいですね~」
と言いますが、その説明もきちんとします。
そうしないと家での養生にも関わってきますからね。
多くの肩こりは暖めると改善するのですが、この場合はそれだけでは不十分です。
同時に生活改善もしないといけません。
「書くとなったらアホほど書くな~」と思われたお方、ポチッとな。
ランキング、参加中です。f(^_^;)