土いじり その2

ジャマイカ料理で満たされた私達は、次なる目的地へ向かいました。

 

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銭壺山にある山口ふれあいパークです。

 

ここは色々な体験ができるのですが、今回の目的は・・・・・・・・・陶芸です。(o^-')b

 

私、40年生きてきましたが、陶芸は初体験です。

奥様は数回の経験者だそうです。

 

 そもそも、何故、陶芸をしようと思ったかと言いますと、

後、一ヶ月もすれば子供も生まれ、自由に外出する事もできないと言う事と、

子供の記念に何か作れないかと言う想いで「何かないか」と探していたところ、

陶芸が目に入ったわけです。

 

 

受付を済ませ、教室に入りました。

教室には3~40人の子供の集団と、大人4~5人のお仲間風、1人の方、

と色々な人がいました。

大人は陶芸、子供は・・・・・何やってたんだろ。

ここは陶芸だけでなく、焼き杉工作などのネーチャークラフトもしているようです。

 

まずは土選び。

 

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 左が大道(萩焼の土)、右が信楽という土でした。

私は萩焼が好きなので大道。

奥様は初めてだという信楽の土で工作開始。

他にも色々な種類の土があったのですが、

施設の人から

「初心者には絶対お勧めです」

 と強くプッシュしてこられたので気の弱い私達はこれにしました。

 

と、言うのは冗談ですが、萩焼好きな私は最初からこれにしたかったのです。

 

 

職員「何を作りますか?」

私「いや・・・・・茶碗でも」

職員「そうですか」

 

とそれに応じた量の土を持ってきてくださいました。

 

お気づきでしょうか?

最初は「子供の記念」と言う事で取り組む予定だったのですが、

ボーっとしていた私は陶芸=茶碗=自分の使うもの・・・と言う思考回路が働き、

本当に自分が使いたいものを口にしていました。f(^_^;)

 

ま、このことに気が付いたのは当分、後、と言いますか、

帰る車の中だったんですけどね。

 

 

 

さて、作り始める前に、まずは自分が使うテーブルの準備です。

 

テーブルに土が付いて汚れないよう自分で新聞紙を広げ、ロクロを自分で持ってきて、

自分でタオルを濡らし・・・・・・と全て自分で用意しなければなりません。

 

ここは県の施設だと言う事で、サービスと言う点では本当に悪いです。

いや、逆に私はこの方が好きです。

自分で使うものを自分で用意する。

当たり前の事ですね。

子供にとっても本当に良い教育になると思います。

 

 

まず、一握り強の土を取り、直系2cmくらいの太さに伸ばします。

残りの土は濡れタオルに包んで乾燥から土を守ります。

土にとって乾燥が本当に敵のようで、これはしつこく言われました。

 

伸ばした土を、ロクロの上で輪を作り、

それを積み上げていくと言う”手びねり”と言う方法を取りました。

 

段差を慣らしながら、全部で5段くらい積み上げていきました。

 

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湯飲みならこれで形を整えていけば完成なのでしょうが、

私達は茶碗が欲しかったので(子供の記念と言う考えはすっかり忘れています)

これを広げて薄く延ばしすり鉢状にしていきます。

 

 

ロクロを勢いよく回し、その力を利用して土の形を変えていくのですが、

ここまでで結構、時間を取っていた私の土に変化が現れてきました。

そうです、ひび割れです。

 

正直、私は焦りました。

勿論、写真を撮る余裕などありません。

職員さんに助けを求めながら修正の仕方を習い、仕上げていきました。

 

 

その時、奥様は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「可哀想に・・・」と笑っていたようです。

私が何とか危機から脱出した頃、その罰が奥様の土に襲っていきました。

 

 

積み上げるバランスが悪かったらしく、

下が薄く、上が厚くなったため重さで自然と変形していきます。

 

そして職員さんに助けを求めた奥様は・・・・・

 

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それからほとんど触ることも無く、悲しい表情をしておられました。

これは一体、誰の作品になるのでしょうか?

 

 

 程なく、2人ともほぼ完成させ、ロクロから作品を切り離しました。

 

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どうですかっ!!

右の作品の出来栄えはっ!!

 

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初陶芸にしてこのクオリティー。

 

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ある程度、ドライヤーで乾燥させます。

そして適度に乾燥したら、裏返して高台作りに取り掛かります。

 

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ロクロに余った土で固定させ、好きな大きさの高台を掘っていきます。

 

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これでやっと完成です。(写真を撮り忘れました)

 

 

何度も来る事ができる人は数種類の色付けが可能らしいのですが、

私達は時間がないので一種類の色を職員さんにお願いし、

1ヶ月後の焼き上がりに取りに行くだけにしました。

郵送も可能のようですが、まあ、ドライブがてらにまた行ってきます。

 

完成が楽しみです・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・焼き上がりに割れてたりして。

 

因みに、二人分の料金が500円。

指導料、土代も込みのお値段です。

うちにとっては嬉しい事ですけど、やっていけるんですかいな~~。

 

 

 

追記

 

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最初の状態に後片付けも自分達でやるのがここのやり方のようです。

当たり前の事ですね。

 

 

帰りに由宇の山奥でこんなお店に出会いました。

 

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次回が楽しみです。

 

 

 

 

 

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