先日、患者様からいくつかの質問を受けました。
対話形式で書きますので、興味がおありでしたらお読みください。
Q.漢方薬は副作用がないって聞くけど、鍼って副作用は無いんですか?
A.いえいえ。どんな治療法にも副作用(本来は薬に対する呼び名)はありますよ。西洋医学の薬だけではありません。
(ネットより拝借)
Q.え? 漢方薬も副作用はあるんですか?
A.はい。副作用がないなんてありえませんよ。
Q.え~っ! じゃ、なぜ「漢方薬は副作用がない」っていうんですか?
A.患者さんの身体を細かく診て、その身体に合うものを調合するから副作用の出る確率が少ないのです。
Q.病院の御薬は?
A.病院で処方されるものは、その病気に対するお薬ですから患者さんに細かく合わすことができないのです。その代わり多くの患者さんに処方する利点があります。
Q.漢方薬は?
A.同じ症状でも処方が違うことが多く、一人ひとりに合わす必要があります。よって問診や診断、処方が難しく、先生の腕によるところが大きいです。その患者さんに合う薬を出しやすいので「漢方薬は副作用がない」と言われるのです。
Q.え? でも漢方薬も副作用があるってさっき・・・。
A.何でもそうですが、いくら漢方薬でも合わない薬を飲むと副作用が出ます。逆に西洋医学の薬でもその患者さんに合えば問題ないのです。
Q.鍼はどうなんですか?
A.鍼も一緒です。当院ではその患者さんによって合う治療をします。ですから後から痛みやだるさが出ることも少ないです。その都度、脈や肌の変化を診ていますからね。
Q.そんなにすぐ脈や肌の変化があるんですか?
A.ツボを触った瞬間に変化しますよ。人によってはお腹が鳴ったり、手足の暖かさが出たり、熱っぽい人は頭が涼しくなったり。
Q.へ~。 面白いですね~。 また教えてください。
A.判らないこと以外、何でも答えますよ。 はっはっはっは。