食事はよく噛んで食べましょう

まあ、これは皆さんも幼稚園・保育園にいるときから言われてきた事でしょう。

 

「そんなこと、今更、言われんでも判っとるわいっ」

 

と怒られそうですが、以外にも食事をあまり噛んでいない人が多いです。

ある程度は身体を診ていて(触って)判ります。

 

 

口の中に物を入れると唾液が出てきます。

これは食べ物以外でも出てくるので、試してみても良いと思います。

水のない極限状態の時、

石ころでも口の中に入れると少しは唾液によって喉の渇きが潤されます。

 

[caption id="attachment_1095" align="aligncenter" width="300" caption="ヤギのチーズ"]1.ヤギのチーズ[/caption]

 

写真を見ただけでも出てくるのは条件反射ですね。

 

唾液はデンプンを麦芽糖に変えて消化しやすくする働きがあります。

学校で「芋の断面に唾液を付けて、ヨウ素液を塗る実験」を思い出す方もおられるでしょう。

食べ物を咀嚼(噛む)し、唾液と混ぜるわけです。

胃液も強力ですが、唾液の力を借りるのと借りないのでは大きな差があります。

なるべく、胃に負担をかけないほうが良いでしょうね。

「カレーは飲み物だ~っ」何ていうお笑いもありますが、一般人には当てはまらないでしょう。

あれは「芸」ですからね。

 

 

また、食べ物と口の中で混ざって湿らせ、胃にスムーズに送りやすくします。

 クッキーなどの唾液を吸われるお菓子の食べにくい事。

 皆さんも経験はおありでしょう。

 

 

 胃の悪い人・体が弱っている人に「おかゆ」が良いとされています。

しかし、これも多少の問題があるかと思います。

 「おかゆが良い」とされる理由に、「噛まなくても良い」と言うものが挙げられるようです。

しかし、先の理由の通り、噛む事によって唾液と混ぜ、

消化しやすくしなければいけないので、この理由では大きな問題があるかと思います。

 

牛乳が身体に良いか悪いかはさておき「牛乳でも噛んで飲め」と言うくらいです。

 

 

先日の大阪の勉強会でも「噛む事の重要性」が話されていました。

一口30回が目安のようです。

こう聞くと「ちょっと多くない?」と言う気がしてしまいますが、

夕べ、実行してみましたがあまり気になりませんでしたよ。

是非、お勧めします。

 

勉強会の前日、ご一緒させてもらった鍼灸師 本田滋一治療室の院長さんは50回噛み、

最近、かなりお痩せになったようです。

 

 

健康に痩せる。

理想ですね。

 

 

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今日の城山

少し凹んできた私のお腹。

勿論、誰にも気付かれていませんが、そのお腹がまた膨らんできました。

と言うのも、最近は食べる量が多いのと城山散歩をサボっているからに違いありません。

 

明日から天気が崩れると言うし、連休も控えています。

昨日から「明日は歩くど」と心に強く思っていました。

 

 

で、7時15分に治療院を出発して城山に向かいました。

最近はハイペースで進んでいきます。(o^-')b

 

 

城山中腹に木で作られた休憩所があるんですが・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

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事件現場みたいになってました。f(^_^;)

 

原因は老朽化・・・・・・・と言うより、木が朽ちてボロボロになったためのようです。

 

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風雨にさらされてるわ、日光が当たらずに乾燥しないわで腐ってしまったのでしょう。

次に作る計画があるのかどうかは知りませんが、

その辺りを考えて作らないとまた同じ結果になるでしょう。

 

 

山頂には7時55分に到着しました。

治療院から40分で来たことになります。

 

 

他の登山者たちの服装で秋を感じるようになって来ました。

 

勿論、風景も違いますよ。

 

 

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これはあまり変わりませんね。

 

 

ロープウェー山頂駅には公園があって桜の木があるのですが・・・・・・

 

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一見、立派な木に見えますが・・・・・・・・・・・裏に回ってみましょう。

 

 

 

 

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虫、シロアリでしょうか・・・・・・・・悲惨なことになっています。

来年の春、綺麗な桜の花を見たいものです。

 

 

 

最後に久しぶりのお約束。

 

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朝の散歩

昨日は雨が降っていたので・・・・・ってか、晴れててもサボっていたので雨は関係ないですね。

とにかく、久しぶりに散歩をしました。

 

家を出るのが午前7時ごろですが、もう寒いですね。

CIMG2959

 

車の屋根に水滴がいっぱいです。

 

治療院を7時20分ごろに出て10分後、錦帯橋に着きました。

CIMG2960

 

錦帯橋もビシャビシャになっていました。

霜でも降りたのでしょうか。

こういったことからも季節を感じてきますね~。

 

 

山麓付近でこんな鳥を見かけました。

 

CIMG2961

よく見かけるのですが、何でしょうね~。

CIMG2962

 

これからすると「ジョウビタキ」なのでしょう。

「ヤマガラ」かな~。

あまり人を恐れず、近づいてもスズメのように逃げませんでした。

 

 

 

山頂へは50分ごろに着きました。

治療院から30分程度で来たことになります。

最近は奥様も早いペースに慣れたのか、弱音を吐かずに登っております。

時々、私が弱音を吐いて奥様の本音を引き出そうとするのですが、中々、乗ってきません。

 

 

 

本日は新しい仲間が増えました。

 

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ボーダーコリーのゴローです。

人を怖がらないおとなしい犬で、触りまくってしまいました。f(^_^;)

 

 

 

下山すると、吉香公園では朝の掃除で落ち葉が片付けられていました。

 

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この方たちのおかげで、公園が綺麗に保たれているんですね。

 

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帰るころには、錦帯橋は乾いていました。

 

 

いつもならそのまま仕事に向かうのですが、

本日は我が家の愛犬「えちごや」の散歩が待っていました。

普段は父親の担当なのですが、今回は都合が悪いので私が代理です。

 

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我が家に来てから10年の、一番大きな顔をしている奴です。

久しぶりの散歩

と言うことを何度、書いたのでしょうか。

 

しかし、今朝は眠たい目をこすりながら歩いてきました。

 

 

久しぶりに歩くと、最初のうちは気分的に気恥ずかしい感じがするのですが、

慣れてくると懐かしいような感覚に変わり、

そして登り始めるとそんな秋のセンチな気分も吹っ飛んでしまいました。f(^_^;)

 

 

大体、同じ時間に登りますので、他の登山客の顔ぶれもあまり変わりません。

当たり前なんでしょうが、皆さん、毎日、登っておられるんでしょうね~。

 

 

すれ違う時はお互いにいつも挨拶をするのですが、とても嬉しいことに、

「おはよう。久しぶりじゃね~」

とかなりの方が言ってくださいました。

中には

「身体を壊してるのかと思った」

と。

気にかけてくれてるって本当に嬉しいことだと感じました。

 

 

 

なるべく休まずに登らなければ。

鍼灸師の不養生

日ごとに涼しくなっていくのが判る今日この頃ですね。

 

もう2週間も経てば秋分の日。

昼の時間と夜の時間がちょうど同じになる日ですから、これからどんどん日が短くなります。

 

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実るほど 頭を垂れる ・・・・・

 

というほど育っていないようです。

今年の異常な天候のせいでしょうか。

虫食いや黒くなった米もあるようでした。

 

 

さて、昨日はなぜか夕飯の後に眠たくなり、

板の間に敷いたカーペットの上で横になって、そのまま寝込んでしまいました。

涼しい風が吹き込んできていましたので窓も開けたままでした。

風呂も入らず、肌着のみ。

とても気持ち良かった・・・・・・というより、何もする気が起こらなかったのが正直なところ。

 

 

夜中に何度か目を覚ましたのですが、

それから風呂に入るのも面倒くさいし気力がありませんでしたのでそのまま寝ることに。

明け方、寒さで目が覚めましたが、面倒くさいのでそのまま。

 

 

朝、起きてみると見事に寝違えていました。・・・・・お恥ずかしいf(^_^;)

いくつかの原因があるでしょう。

 

・疲労

19日(日)は大阪で勉強会があるのですが、その日は私が発表することになっており、

そのための原稿を作成しております。

慣れない頭を使う仕事とパソコンで目を使って筋肉に影響が出たようです。

 

・冷え&風

「気持ち良いから」と窓を開けっ放しにし、

冷たい風を一晩中受けていたため身体が冷えて筋肉が硬くなってしまったのでしょう。

 

 

まあ、大きくはこの2つの理由からでしょうね。

痛みの方は自分で何とかできるのですが・・・・・鍼灸師ですからf(^_^;)

 

 

たまには患者さんの痛みを解ることも必要ですしね(負け惜しみ)。

「老人の死」の解釈

たまにこんなテーマもいいでしょう。

 

 

ある患者さんが心労で来られました。

親類のお年寄りが亡くなって、悲しみで元気が出ないとの事。

 

 

まあ「この年なら十分」という年齢は人それぞれだし、

希望の寿命が操作できるものでもありません。

いずれは私の身内もあの世に行きますし、私もいつかはあちらに行くことになるでしょう。

今のところ、この世に生きている者は皆、例外なくあっちの世界に行く事になっています。

いくら医療が発達したとしても。

 

 

 

一昔前はほとんどの老人の死因は「老衰」で大往生と言われていました。

往生と言うのは仏教用語で「この世で死んで、あの世で生き返る」。

つまり成仏(仏になる)することを意味するようです。

 

それが最近では医学の研究が目覚しく、色々な病気が究明されてきました。

よって死因も詳細に解るようになり、ほとんどの死に死因(病名)が付くようになりました。

いわゆる「ピンコロ(ピンピンしててコロッと逝く)」でもでしょう。

この患者さんは「親類の死」が悲しいのと同時に「病名への恐れ」があるようでした。

 

「老衰で大往生」と聞くと悲しくも喜ばしいように聞こえますが、病名が付くとただ悲しい。

(若者は別として)死とはごく自然な事なのですが、病は身体が異常だと言う意味です。

解ったほうがメリットも大きいですが、解らない方が良い時もあるようです。

後戻りのできない進歩ですから、これはどうしようもないのかも知れませんね。

 

 

 

「死」は誰にでも例外なく訪れるものです。

純粋に「死だけを悲しむ」のは当たり前の姿でしょうが、病名を恐れたくないものです。

富士山以降

城山の散歩が疎かになってしまっています。

 

富士登山までは「このトレーニングがなければ富士登山は過酷なものになる」と

自分を戒めながら毎日の日課にしていたのですが、

目標がなくなった決意と言うものはこんなにも脆いものなのですね。

あれから2週間以上たつのですが、まだ2回しか登っていません。

 

 

しかし、その2回、とても早いピッチで登ったのですが、以前よりは本当に楽に登れました。

ダメなのは心だけで、まだ身体は鈍っていないようです。

ただ、アゴのラインが緩やかになったような気が・・・・・f(^_^;)

 

 

 

朝晩の気温がかなり低くなってきました。

よって散歩もかなり楽になりました。

 

ただ、城山の麓に「紅葉谷公園」がありこれからの季節は紅葉で賑わうのですが、

今年の樹木は枯れているものも多く枯れていなくても葉っぱが汚らしい。

こういったところにも異常な季節の結果が出てきているようです。

水滞の患者さん

「水滞」とは体に水分が停滞している状態を言います。

水分の代謝が悪い人に起こりやすいものです。

肩こり、腰痛、内臓疾患と、色々なものに関わっています。

 

 

先日、あるご年配の女性が肩こり・腰痛で来られました。

クーラーのよく利いた部屋で着付けのお仕事をされているようです。

 

身体に触れてみますと、かなりの水滞がありました。

しかし皮膚はサラサラ。

うちの治療院はクーラーをあまり利かせておらず、少し涼しい程度。

私の白衣の下はかなりの汗をかいている状態なのですが、このお方はサラサラ。

暑い中を来られたにもかかわらず、です。

これは異常です。

 

色々と診察をしてみると、この水滞が大きな原因の一因だろうと感じ、

その水が流れやすくなるよう治療をして少しの改善を得ました。

 

治療の途中、じっとりと汗をかき出したのですが、すぐに治まりました。

その後、おしっことして出て行ったようです。

患者さんは「あっ、何か汗臭い。こんな臭い、出たことが無いのに」と言われましたが、

これは良い汗なんだと言うことを説明し、納得してもらいました。

邪魔になっていた水滞が汗となって出て行ったのです。

 

 

この季節、ある程度の水分摂取は必要となります。

しかし、このような汗もかかず、おしっこの量も少ない方は

水分摂取を考える必要があるでしょう。

 

 

自分の身体を知って、健康管理に心がけていって欲しいものです。

ウスキキヌガサダケ

先日のキノコの名前が判明しました。(o^-')b

 

と、まず、その前に散歩のことでも。

 

 

来月の山登りのために、奥様が登山靴を取り出してきました。

以前、履いたことがあるもののようですが「慣らしておかねば」ということだそうです。

 

で、歩き始めて10分ぐらいすると

 

「何だか痛い・・・・・」

 

と頻繁に靴の紐を緩めたり締め直していました。

 

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やはり靴は、特に登山靴は自分に合わないとダメですから、

去年は私も広島で探し回った記憶があります。

こんな距離で痛くなるようでは絶対に苦労することになるでしょう。

 

 

そして結局、今回はこれで散歩をし通したのですが、

日曜日は靴を探しに行くことを決めたご様子。

安くは無いですが、仕方が無いでしょう。

 

 

さて、御山を登り始めたのですが、23日からこっち、山肌ばかりを見てしまいます。

あのキノコが頭から離れません。

 

で登っている途中、先日、キノコを教えてくれた集団に遭遇しました。

その方々は降りてくる途中だったのですが、

 

ちょいワル集団「兄ちゃん、この下にあるキノコを見つけたか?」

私「いえ。注意してるんですけど・・・あるんですか?」

ちょいワル集団「あるある。行って見れ」

 

で、現在地よりも10mくらい降ったところに案内してくれました。

私は奥様の足が心配だったし、降りる時に教えたらいいと思って

「ここで待ってたらええよ」と告げていたのですが、

 

事情を知らないちょいワル集団「お母ちゃんは登ったら降りたくないんかい?」と。

奥様は降りる羽目に・・・・・・・・・・・・。f(^_^;)

 

 

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今回は近くまで行けず、キノコから10mは離れていましたのでピンボケです。f(^_^;)

 

ネットで調べてみると「ウスキキヌガサダケ」

http://kh1079kh.hp.infoseek.co.jp/71-usukikinufasatake/71-usukikinugasatake.htm

 

「キヌガサダケ」とは色が違うようです。

http://lib.city.kashiwazaki.niigata.jp/hidamari/kashiwazaki/photo/2003/20030714/kinugasatake.html

 

 

おまけ

 

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カジカガエルかな~。

 

 

錦帯橋の下は護岸?工事をしていました。

 

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8月7日に行われる花火大会を考えてのものかもしれませんし、

先日の大雨が原因なのかも。

刺さない鍼(はり)と他の鍼

当院では「刺さない鍼(はり)」を使用しています。

 

本来、鍼には大きく分けて「刺す鍼」「刺さない鍼」「切る鍼」の3種類がありました。

「刺す鍼」は最も一般的な鍼で、体内に鍼を刺入するものです。

「刺さない鍼」は皮膚表面に触れるか触れないかの距離で使います。

「切る鍼」はナイフのようなもので皮膚を切るときに使います。

これらは使い方や形は違いますが、全て「鍼」なのです。

 

これらに優劣は無く、

現している症状や患者さんの体力などによって使い分けることになります。

しかし、日本の法律によって出血させることを目的とした鍼は禁じられているため、

いくら効果があるとはいっても最後の「切る鍼」は微妙なものです。

 

また、刺す鍼が一般的なのは、鍼灸学校で主に教えられているからです。

後は治療家の勉強によって使う鍼が変わってきます。

「刺すから効く」とか「刺さないから効かない」のではなく、

「治療家がその鍼を上手く使いこなせるのかどうか」ということになります。

 

 

 

さて、当院では「刺さない鍼」を使用していますが、勿論、私は「刺す鍼」もできます。

しかし、「刺さないメリット」によって刺すことをしていません。

 

・はり治療の際の痛みが全く無い

・出血することが無いので衛生的(鍼の消毒は必須です)

 

勿論、デメリットもあります。

 

・治療しているのが患者さんに判りにくい

 

よく言われるのが「調子は良いけど、物足りない」です。

まあ、それほど治療する際の痛みは無いということです。

 

 

物足りないのを覚悟しておいでください。(笑