10月21日の追記です。f(^_^;)
何だか言葉足らずで、ちょっと誤解されそうだったので・・・・・
先日、「鍼は副作用だらけだ」と書きました。
副作用といっても、はりきゅうの場合、全ての症状が関連付いていると考えられており、
例えば腸の働きが良くなったら鼻の症状が消えたなどということはよくあることです。
たまたま良くなったのではなく、
大元の原因が良くなったことによって出ていた症状が取れて言った、ということになります。
例えば、水が飲みたいのに何らかの故障で水が出ず、イライラしていたとしましょう。
何らかの方法で精神を安定させても一時的には楽になりますが、
蛇口からは水が出ませんので再びイライラしてきます。
蛇口から水が出ないのは蛇口の出口の故障もあるでしょうが、
途中の水道管が故障している場合はいくら蛇口を修理しても良くなりません。
しかし、大元の故障部位を修理すれば水が出るようになりますし、
そのことによって起こっていたイライラも治まる、ということです。
体の例を出してみましょう。
目の疲れを主訴に来られた患者さんがおられるとしましょう。
当院はよほどのことがない限り、目に障害があるとはあまり考えません。
身体を触って診ますと、そういった患者さんは筋肉疲労を起こしていることが多く、
全身の筋肉が筋張っています。
治療することによって気の流れを良くし、それに伴って血液や水分の流れが良くなり、
段々と筋肉もほぐれていきます。
すると目の疲労も軽くなってきます。
目の疲れは、目を動かす筋肉の疲労によって目が動きにくかったり、
遠近を調節する筋肉が動きにくくなって疲れを引き起こしていると考えられます。
体の筋肉が緩んでくるということは全身の筋肉にも影響しているはずです。
したがって目の筋肉も緩んでくるのです。
最後に「私の結論」として
「誤治をしなければどんな治療法でも副作用はないってことになります。」
と書きましたが、これもちょっと誤解を招くかも。f(^_^;)
誤治や副作用を起こしてるのに、それに気が付かない場合がありますからね。
抗生物質なんか、そういうことが多いと思うんですけどね~。
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