富士登山にとてもテンションの高かったH先生ですが、
九合目辺りから様子が変わっていました。
登頂してテンションも最高潮になるのかと思いきや・・・・・。
風が強かったせいもあり、
お汁粉を食べてすぐ下山を申し出ると難なくオッケー。
疲れきっているご様子です。
私よりは5歳以上も若いH先生。
しかし、15kgのリュックはきつかったようです。
11時ごろ下山を開始しました。
登りと降り、どちらがきついと思われるでしょうか?
普通は登りですよね~。
しかし、もう、登りで体力を使い切っている者にとっては、降りは地獄です。
しかも富士山の場合は特にそうです。
いつ終わるか判らない降り道。
そういった状態の時に救いとなるのがやはり絶景でしょう。
まだ、かなり残雪がありました。
これがこの瞬間、ずり落ちてきたら、
確実に私はこのブログを書けなかったでしょう。f(^_^;)
お昼過ぎ、日差しがきつくなってきました。
時々、雲が襲ってきてはスカッと晴れ、普通では味わえない感覚でした。
植物も生えてきて、かなり降りた事を物語っています。
多分、これは七~六合目付近だと思いますが、これから下がかなりきついです。
高さが同じ100mでも頂上に近付くほど距離は短く勾配が急になり、
下に行くほど勾配は緩やかだけど距離が長くなります。
しかも同じような景色が続き、
「もう、ゴールは近い」
と思わせながらも永遠と道が続きます。
これはかなり精神的に堪えるのです。
2人とも口数が少なく、スピードも遅くなってきました。
それでもいつかは終わりが来るものです。
今回も終わりがついにやってきました。
五合目では売店のオヤジさんが出迎えてくれ、キノコ茶を勧めてくれました。
これがまた、少し塩分が効いて美味しい。(o^-')b
しかし、「こちとら、もっと水分を欲しとるんじゃいっ!!」って事で、
スポーツドリンクを購入し一気飲みしてしまいました。f(^_^;)
さ、下山したらひとっ風呂浴びるぜ。
五合目から駐車場までの帰りのバスの中、2人とも記憶が無いようです。f(^_^;)
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