「患者様からの質問」第5弾! 今回は薬との関係についてです。
まず、当院は病院の治療を否定しておりません。
また、患者様が処方されている薬の善悪も言いませんし、法律的に指示ができません。
指示をする気もありません。
副作用とみられる症状があってどうしても処方されている薬に不安がある方には、
担当医に確認を取ってもらうようにしております。
いつものようにある20代後半の女性を治療中の事でした。
不眠と体調管理が主な目的ですが、顔のニキビも気になっておられました。
しばらく通われておられるので、かなりの改善がご本人様にも実感していただけておりました。
Q.最近、ニキビが出ても割と早く良くなるんですけど不思議ですね。
A.あ~、それは良かったですね。
Q.以前は薬を塗ってもあまり変化が無かったのですが、
最近はニキビが出そうになった時に塗ると気になるほど大きくなりません。
A.見ててもあまり気になりませんね~。
Q.これって何故なんですか?
A.内臓の働きが悪くなって熱が出るのですが、熱と言うのは上へ上がりますよね?その熱によって色々な症状が出るのですが、その一つがニキビだったり不眠・口の渇き・ドライアイ・頭痛などになって現れるのです。
Q.それが出にくくなったってことは・・・?
A.はい、その熱が上がらなくなった、つまり、内臓の働きが良くなってきているのです。
Q.なぜ以前は薬が効かなかったのですか?合わなかったの?
A.薬に反応できる力が付いたのです。以前は薬が合ってても、良い反応ができなかったのでしょうね。
Q.そういうものですか?
A.体が弱れば薬の効果は薄くなります。元気な人ほど薬がよく効くし、元気のない人ほど効きが悪いです。
Q.そうなんですか~。
A.ニキビと同時進行で頭痛や体調不良も変わってきましたよね?一つだけが良くなることは無いです。良くなる時は全体が良くなっていきますよ。
Q.なるほど~。
A.また何でも聞いてください。判ることは答えます。判らない事は・・・・・はっはっはは~。
・患者様からの質問シリーズ 第1弾 「副作用など」
・患者様からの質問シリーズ 第2弾 「刺さない鍼って?」
・患者様からの質問シリーズ 第3弾 「短時間治療のワケ」
・患者様からの質問シリーズ 第4弾 「脉診(みゃくしん)」