2026.01.16
最近、小瀬川沿いまで往診に出かけております。
その近所に
吉田松陰の詩碑があります。


「夢路にも」
夢路にも かへらぬ関を 打ち越えて 今をかぎりと 渡る小瀬川
安政5年、井伊直弼らが強引に進めた日米修好通商条約。
これを批判した者達を捕まえた
安政の大獄の流れで、吉田松陰先生も捕まりました。
萩から江戸へ連れて行かれる時、この小瀬川の側を通り、この詩を詠まれたのです。
29歳でご自分の死を覚悟され、身体の自由を奪われた籠での長距離移動。
何ともいたたまれない気持ちになります。
吉田松陰先生の残された言葉は他にもあります。
「諸君、狂いたまえ。」
狂愚まことに愛すべし、才良まことにおそるべし。諸君、狂いたまえ。
(愚かで狂った行動に見えても情熱があれば愛すべき存在であり、理屈ばかりで行動しないのは恐ろしいことだ。皆、どんどん狂うべきだ。)
というような意味ですね。
私が中国の古典鍼灸医学を基にした臨床をし始めた時、同じ鍼灸師からも変わり者のレッテルを貼られていたのを思い出します。
まだ言うほど狂えていませんがね。
10年前に放送された大河ドラマ「花燃ゆ」。
山口県が舞台だったので観ていましたが、もっと真剣に観れば良かったな~と。